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リズム感がないけれど・・・
ジャズダンスをやってみたいけれど、リズム感がないから恥ずかしいなあ、私にできるかなあ、などと思う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、そもそもリズム感というのは、ダンスのレッスンで培われるものなのです。何度も何度もリズムに合わせて踊っていくうちに、知らず知らずに音楽に身体が乗ってきて、音に合って来るのです。
欧米人は、嬉しいことなどがあったりするとすぐに踊り出します。小さな頃から踊ることに抵抗がなく、純粋に音に身体を合わせることを楽しんでいます。それに対して日本人は、奥ゆかしさが求められる歴史上、どうしても「恥ずかしい」というような概念が頭に浮かんでしまうのです。
けれども子供たちを見てみると、欧米人であっても日本人であっても、無邪気に楽しんで踊っています。
上手い下手は関係ありません。リズムに乗っていようがいまいが関係ありません。ただ楽しんでいるのです。
そして気がつくと大人も驚くほど上達していたりします。一方頭で考える大人はなかなか上達しなかったりします。
ジャズダンスを習うということは、「恥ずかしい」という気持ちを取り去って、純粋に子供に戻ったように、自分を解放してあげることにもつながります。自分を解放してストレスを解消してあげるのです。
最近の日本人は、ストレスを身体にためこんでしまってうつ病になったりする人が多くみられます。
踊るということは、いろいろな国の文化にもみられるように、言葉を超えた表現であります。
言葉にばかりとらわれている人は特に、言葉以外で、身体で表現するということで、身体の奥底にあるものを表現できるのです。
リズム感なんて後から付いてくるものです。まずは、音楽を楽しんで、頭の中の理論や知識ではなくて、身体の声を聞いて踊ること。そこからすべては始まります。
ジャズダンス上達法